2012年 07月 16日
ホームページが開設できない原因は機械オンチだけではなかった!ホームページ以前にやるべきこと。
13日は「ITで拓くファンドレイジング こう使えば増えるあなたの団体のファン・寄付者」という講座。講師はコーズ・アクションの菅文彦さんでした。
ファンドレイジングとは資金調達の方法。最近このテーマの研修会が多く開かれていて、NPOにとってやはり欠かせないテーマなのでしょう。
ひよっこNPOの私たちにとっては、ハイレベルのテーマの気がしていたけれど、「何のために活動しているのか」という事を振り返り、他の人に「どう理解してもらうか」を考える、実は根本的なテーマでした。
この世の中、よくわからないものに寄付する人なんていません。
まずは、自分たちの活動の「ファン」を増やすこと。
そのためにホームページやITツールを活用しようというのが今日のお話。
我々の長年の懸案事項であるホームページ開設にちょうどぴったりのテーマです。
前にホームページ制作を手伝って下さるというありがたいお話がありました。
でも「まずはコンテンツを出して下さいね」と言われ、「えっ、コ、コンテンツ?なんですかそれ?」ってな具合でもうそこでつまずいて、そのお話をうやむやにしてしまった、苦い過去があります。
そんな古傷を思い出しながら、今度こそ!とお話を聞いていくと…
一番大切なのは「ユーザーシナリオ作り」。
「どういう人たちに」
「どういう情報にふれて」
「どういう行動をとってもらいたいのか」 というシナリオを考えること。
そして「“手ぶら”で帰さない仕掛けを作る」。
なるほど
これはホームページに限らず、イベントや講座開催の時にも言える事です。
苦労してイベントや講座に参加者を集めたのに、「イベント楽しかったです」「講座とても良かったです」という声に満足して終わりにしていなかった?
参加した人が「またこの次も是非」と言ってくれていたのに、感激するばかりで、フォローしていなかったんじゃない?!
なんてもったいないし、申し訳ない!!
常々私たちはただのイベント屋じゃない、地域みんなでつながるためのイベントを作っているんだと言っているのに、つながる仕組みを作っていないなんて。
機械に弱いんですなんて、言い訳する前にやるべきことがありました。
by kodomogaku
| 2012-07-16 14:57
| 会員のひとこと