2011年 07月 14日
困った問題ほど、すぐに相談しよう!
「役に立つ話しあいのしかた・すすめ方」講座の第2回目。「みんなで考えよう、ケータイとのつきあい方」を行いました。
講師は前回と同じく、NPO法人企業教育研究会の阿部学さん。
この講座は「こどもとケータイ」について考えつつ、話しあいのすすめ方も学んでしまおうという一度で二つのことを学べる内容です。
まずは「みんなで考えるケータイ」のDVDを見て、個人個人が気がついたことを付箋に書き出しました。
そして班毎にその付箋を見せ合い、共通項目を探しグループ分けしていきます。
その後、各班からの発表。
同じDVDを見ているのに、違う視点のとらえ方が出てきて、興味深く思いました。
この話しあいの方法は「KJ法」。
みんなの意見が予想がつかないときに有効で、思っていることが可視化でき、少数派の意見が消えないのがいい所だそうです。
今の子供たちは相手に同調することは得意で、うまく話をあわせがちだけど、自分と違う意見を持つ人との交流は苦手。そして関係を修復するのが難しいとのこと。
だけど、それは子どもに限ったことではなく、大人にも言えることでは?と言う意見も出てきました。
なるほど。そのとおりかもしれません。
みんながみんな同じ方向を向くことが良いことで、なるべく目立たないようにするのがベスト。
何か提案しようものなら、ではあなたがどうぞ!って風潮ないですか?
出る杭は打たれることが多々ありますよね。
まあ出過ぎちゃった杭は誰もたたきに来ないからラクですけれど。って私だけ?
閑話休題……
ともかく、何か問題があった時は1人では抱え込まないこと。
困った問題ほどすぐに相談しよう!
「意味を持たない交流の場が大切」と言う阿部さんの言葉に大賛成!
そして、子ども学は意味を持たない交流、得意です!
この講座は、財団法人こども未来財団さんの助成を受けて開催しています。
by kodomogaku
| 2011-07-14 20:41
| 2011年度活動報告