2009年 12月 22日
NPO?
7年といえば子どもが小学校へ入学し、新たなステージが始まる時期
私たちの活動も同様に転機を迎えてきたようです。
そんな私たちが新たなステージを考えて浮かんできたのが「NPO」の存在。
でもNPOって実のところ何?
任意団体とどう違うの???
ちょうど12月は「ちばNPO月間」ということで、ちょっと意識をしてみると、「NPO」に関する情報があちこちに…
普通の主婦でNPOなんて縁もなかった私たちでも参加できそうな勉強会が県庁で行われるということで、12月9日4人で参加して来ました
県庁2階の「千葉県環境生活部NPO活動推進課」での勉強会はわれわれ4名と団塊の世代の男性3名の計7名、そして講師は私たちと同年代の女性職員さんで始まりました。
配布された資料の厚さと字の細かさにのっけから、くらっときたものの
内容的には、大丈夫、ついていけました!
約1時間半の勉強会の内容についてはまた今度の機会に、ということにして…
というかまとめきれないだけなんですが
私の個人的な感想をざっくり一言でまとめていうなら「NPOもあり?!」
決して高いハードルではないと思いました。
いろいろな書類作成や法的手続き等、確かに大変ではあるもののできないことはない。
でも一番のネックだったのが、個人情報の公開について。
NPO法人は法律で情報公開を義務付けられているので、役員の住所、氏名、電話番号等が公開されるとのこと。しかもその情報はネットで検索可能。
学校の連絡網さえ、なくなりつつあるこの世の中で、自分の個人情報を公開しなくてはいけないなんて、ものすごく不安です。
その点について質問してみると、法律で決まっていることで、しかたがない。大抵の団体は公開していますよとのお答え。
やっぱり素人考えなのかな。
こんなことでびびっているようでは、NPO法人化なんて無理な話なのかなと思っていました。
でもでも!!
12月20日の朝日新聞37面に「NPO役員情報 ネット公開どこまで」という記事が!
記事によれば役員宅に不審電話がかかったり問題が起きているようで、県は掲載方針を見直すことになったとのこと。
「ネット上の扱いの規定はなく不勉強な自治体もまだ多い」というコメントもあり、私たちが感じていた違和感は間違っていなかったと、ホッとしました
私たちは教育者でも何かの専門家でもないので、活動も素人感覚そのものでそこがウリになったり、悩んだりするところでもあります。
だから、何か違和感とか疑問を感じても、ものを知らないから思うのかなとちょっと引け目を感じたりして、口をつぐんでしまいがちだけど、あえてその違和感、疑問を口に出していくこと、これこそ大事なんじゃないかなと、今回の記事を読んで思いました。
知らないことは恥ずかしいことではない。
知らないのに知っているふりをすることの方が恥ずかしい。
子どもにそう言っているのに、できていない自分。
やっぱり口に出さなくちゃ!
と余計な一言が多いといつも言われている私があらためて思ったことでした
で、NPO。どうします?
by kodomogaku
| 2009-12-22 10:29
| 会員のひとこと