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こどもなんでも体験隊②

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6月21日轟公民館でこどもなんでも体験隊の2回目を行いました。
今回のテーマは「落語を楽しもう」
ご協力いただいたのは千葉大学落語研究会の学生さん7名。
着物姿で登場すると子どもたちは大喜び。髪をうしろで結った「女難亭たつぞう」さんを見て「おすもうさん、おすもうさんだ!」
彼は最後までおすもうさんと呼ばれていました。

まず最初は珍風亭龍昇さんによる「時そば」の実演です。
落語初体験の低学年の男子は黙って聞くということができず、龍昇さんの言葉にいちいち茶々を入れ、龍昇さんも丁寧にそれに答えてという具合で、傍から見ている大人としてはどうしたものかとはらはらしつつ、いよいよ落語の本題へ。
落語特有の見えない相手に対する呼びかけが始まると、子どもたちはあたりをきょろきょろ
「誰もいないよ!」1人で演じ分けるということを知らないのですね。
でも話が進むとだんだん子どもたちから声が出なくなり、どんどん落語の世界へ入り込んでいき、おそばをすするシーンでは大笑い!
話のオチはわかったかちょっと??でしたが、落語を充分満喫していました。

落語のおもしろさを味わった後はグループに分かれて自分たちが落語に挑戦です。
お題はおなじみの「寿限無」と「饅頭こわい」。
各グループに付いて下さった学生さんと子ども達の性格によってグループごとのカラーがでた練習風景でとてもなごやかでまた楽しそうでした。
約30分の練習後には、希望者がステージに上って練習の成果を発表です。
予想以上に多くの子どもたちが、上手に発表してくれ子どものもつ力にあらためて感心させられました。

最後に少し早めですが、七夕の短冊にそれぞれ願い事を書きました。
「落語家になりたい」というなんともうれしいものや「長生きしたい」といった先の長い願い事の他に「世界征服」というものまで!わが研究会の副会長の常々の願いは「世界平和」。
こんな身近に敵出現です!!(笑)

オッパッピー!やら世界のナベアツやら一発芸全盛のいまどきですが、今回の落語体験で子ども達の「笑い」の世界が広がったかなと思います。

朝早くからやんちゃな子ども達に優しく接してくださった珍風亭龍昇さん、大穴亭馬勝さん、子敷屋雪之丞さん、花乃屋羽飛さん、花乃屋すえっこさん、女難亭たつぞうさん、子敷屋庵孤さん、本当にありがとうございました。
by kodomogaku | 2008-06-22 19:44 | ’08なんでも体験隊