2013年 01月 24日
自分の子どもじゃないからできること
スタッフの感想を一言で言えば「なんか良かったよね~」。
この「なんか」に実はいろいろな想いがこもっていて、スタッフ同士では共有できているのに、具体的に言い表せないのが難しいところ。
体験隊も7年目だけど、一番あったかホンワカした雰囲気で終わった感じがしています。
「○○君、ここだと学校とは違う人みたい。」ある女の子がつぶやいていました。
学校とは違う顔を見せる子が何人もいる事がスタッフ内でも話題になりました。
どうしてだろう?
「きちんとほめて、その子を認める大人がいたからじゃない?
○○ちゃんの作品をみんなでほめてから○○ちゃんものすごく変わったし」
… なるほど。
「大人が押し付けたり、決めつけないでいた事も子どもがノビノビできた要因じゃないかな」
… ふむふむ。
… では、大人はどうしてそういう態度をとれたのかな?
全員即答で「自分の子どもじゃないから!!」
… やっぱり ここポイントです!
よそのおばちゃん、おじちゃんであること。
子どもとほどほどの距離感でいることが大切なんだなと思います。
あんまり大人ががんばり過ぎても子どもはひいちゃうしね。
子どもは大人が思う以上に大人を見ています。
ほめてくれる人。
きちんと教えてくれる人。
なぐさめてくれる優しい人。
からかうとおもしろい人。
ちゃんと子どもは大人を選んで接してきます。
子どもを侮ることなかれ。
要は大人の態度次第なんですね…。
by kodomogaku
| 2013-01-24 17:51
| 2012年度体験隊