2012年 09月 13日
スタート40講座 「誕生学」うまれてくれてありがとう!
講師は誕生学アドバイザーの渡辺忍さんです。
「赤ちゃんはどうやって生まれるの?」5才になるまでに80%の子どもが質問するそうです。
さあ、大人は何と答えるでしょうか?
「え、こんな小さいうちにどう言えばいいの?」「どうせわからないから適当にごまかしちゃえ」
きっと、大人は動揺し、とまどったり、「ものすごく痛い」と出産の大変さを伝えてしまいがちでしょう。
でも、子どもは純粋に「いのち」の誕生を不思議に思って聞いているだけ。
だから、「赤ちゃんは「いのちの道」を通ってうまれてくるのよ。あなたが生まれた時、本当にうれしかった。」と誕生の喜びを伝えてほしい。
そんなお話から渡辺さんのお話が始まりました。
4児のママでもある渡辺さんはお仕事をされながら「誕生学アドバイザー」の資格を取られて、小学生にも誕生学のお話をされるそうで、今日は、ママたちも「10才」になったつもりで誕生学のお話を聞きました。
学校で行われている大事な性教育をこどもたちが大切に受け止めるためにも、いのちの仕組みの意味と力を学び、尊い気持ちを持つための学びである誕生学を早い時期に取り入れてほしいと考えているそうです。
妊娠中の子宮の様子が週ごとに描かれた詳細な絵を使い、かなり専門的な内容で、でも解説はとてもていねいで優しい言葉で、さすがに「いのちの話をロマンティックに」伝えてくれて心に響いてきます。
赤ちゃんの人形を使い、「いのちの道」を赤ちゃんが「自分の力」で生まれてくる様子は、赤ちゃん自信が持つ力強さを実感しました。
10才の子どもがこのお話を聞いたら、生まれてきた自分はスゴイ!そしてお友達もすごいんだと無条件で感じると思います。
「この次は夫や子どもと一緒に聞きたい」というリクエストをたくさんいただきました。
いろいろな場所で「誕生学」のお話が聞けるようになるといいですね。
そして、偉大なる力を秘めた子ども達今日もおりこうさんで別室で遊んでいてくれましたよ!
by kodomogaku
| 2012-09-13 18:59
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