鰻の食べ方。お年寄りの話は聞き捨てならない。

研究会の活動とは全く関係のない個人的な仕事の話ですが、介護ヘルパーの仕事で伺ったお宅でのことです。

脳梗塞の後遺症がある奥様の身体介助で入っているお宅の88才のご主人はとてもお話し好き。

夕飯用の鰻弁当を一口召し上がると鰻にまつわるうんちくが始まりました。

私は奥様の介助があるので、申し訳ないものの、半分聞き流していたのですが、その中でえっと思ったお話。

鰻の食べ方が「藩」ごとに(いつもものすごく時代が遡ります)違うのは、それはある種の戦略だそうです。

わざと自分の「藩」流の食べ方をしたり、方言を使うのは、紛れ込んできたよその「藩」の者を見つけるため。

自分たちと違う事をするものは、よそもの=侵略者の証。

限りある土地や資源の中で自分たちの身を守る手段なのです。

この排他的精神が脈々と我々のDNAに刷り込まれているかもしれません。

見つけた「敵」をみんなでよってたかって攻撃し、村八分。
共通の敵を見つける事で、自分たちの結束を固めていく。

今、問題になっていることだって、発端は同じこと。

たかが鰻、されど鰻。お年寄りの話は深いです。
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by kodomogaku | 2012-07-13 21:41 | 会員のひとこと | Trackback | Comments(0)