2012年 01月 21日
ケータイ・インターネット安全教室 見本市 に行ってきました
今日は受付のお手伝いを少しさせていただいたのですが、参加者が千葉県内だけではなく、大阪や九州からもいらっしゃって、びっくりしました。
今回の「見本市」は、情報モラルに関する講座を行っている団体や企業が一堂に会して、多様な啓発プログラムの情報が集約された場となり、大変活気がありました。
「今の学生はデジタルネイティブ」とか「ソーシャルメディア」なんて言葉が飛び交う会場が、何ともレトロな昭和の香り漂う集会室というミスマッチ、デジタルネガティブ?な私も場所に救われた感じです。
しかし、さすがに時代の先端を行く企業の方のお話は勢いがあり、わずかな時間でもぐっと引きつけられるものがありました。
また現役の大学生によるプレゼンも立派なもので、自分の学生時代とは雲泥の差に、「いまどきの若者は」なんて口が裂けても言えません。すごいな~!
このような集まりでは講演会形式が中心になることがほとんどですが、今回はいろいろな企業や団体が自社の取り組みをアピールしあい、その後に参加者が直接、企業や団体と交流するというスタイルで、机上論に終わらないところが素晴らしいと思いました。
企業も行政も学校もあの手この手を尽くして、情報モラル教育に取り組んで、至れり尽くせりといったところ。
だけど、保護者で情報モラル教育に関心ある人多くないんですよね。
ケータイで一番気になるのは料金のことだったりして。
いくら内容の濃い講座を企画しても人が集まらなければ仕方がありません。
横浜市では個人面談の時にフィルタリングについて個別にお話しされているそうで、やはり保護者向けだと、任意参加の集まりではなく、必ず集まる場所、例えば中学校の入学式などで行うのが有効かもと思いました。
大人を教育するのは大変ですね。
でも普段関心のない保護者でもいざ、何かトラブルが起きた時に、はじめてどうすればいいのか考えるような気がします。
だけど今、トラブルに巻き込まれたとしたら、どこに相談すればいいのか?先日まで知りませんでした。
(その問い合わせ先は今回の見本市の事務局の「NPO法人企業教育研究会」さんだそうです。)
啓発講座だけではなく、困ったときの相談先や解決方法をもっともっと広報する必要もあるかなと思います。
デジタルネイティブとアナログ人間とのギャップを少しでもなくせるよう、私たちなりに取り組む方法を考えていきたいなと思いました。
寒いだろうからとSじさんからの差し入れやさしいなあ~。
心もおなかもあったかくなりました。ありがとうございました。
by kodomogaku
| 2012-01-21 23:19
| 会員のひとこと